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リア充銘柄とは何か?具体的な代表銘柄も含めて解説!

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こんにちは!フィルです!

今回は、「リア充銘柄」について解説していきたいと思います!

最近、色んな所で聞くようになってきた「リア充銘柄」ですが、よくわからないという人も多いと思います。

私自身、以前はよくわかっていませんでした。

そこで今回は、リア充銘柄とは何なのか?リア充銘柄にはどのようなものがあるのかについて解説していきたいと思います!

最初にお伝えしておきますが、あくまでも今回の記事ではリア充銘柄についての記事になりますので、紹介する個別銘柄については詳細を割愛しています。

もし要望があれば別途個別銘柄で記事にしようと思いますので、コメントかTwitterにてお知らせください!

それでは今回もぜひ最後までお付き合いください!

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目次

リア充銘柄とは?

まずそもそもリア充銘柄って何?という所から紹介します。

結論から言うと、「リア充銘柄」という銘柄の明確な定義はありません。

「リア充」という言葉が日本特有の言葉であることに加えて、リア充銘柄を指す際には、主に米国株式のことを指すケースが多いため、海外で「リア充」と言う言葉がない事を考えると、やはり日本だけの造語であることがわかります。

ちなみにですが、「リア充」の定義を念のため確認しておきましょう。

リア充(リアじゅう)とは、実社会における人間関係や趣味活動を楽しんでいること、またはそのような人。「リアル(現実の生活)が充実している」の略。具体的に言うと、たとえば張り合いのある職業に就いている人、独身者の場合は恋人に恵まれている人、既婚者の場合は暖かい家庭を築けている人。また、昼食を一緒に楽しめる仲間がいたり、週末を一緒に楽しめる友人が多い人を指している。

Wikipediaより引用

以上の様な定義となっています。

そして本題のリア充銘柄とは、以下の様なセクター(業界)を指しています。

・旅行

・航空

・エンタメ

・レジャー

・レストラン

この業界を見てもわかるように、何となく「リア充」な感じがする業界・セクターの銘柄が「リア充銘柄」であると理解しておけば問題なさそうです!

定義も曖昧なので、明確な線引きはありませんが、敢えて定義するとすれば、

コロナ禍で深刻なダメージを受けて、本来価値が著しく棄損された『リア充』御用達の企業群」と言う風な感じだと思います!笑

※厳密にはコロナ禍でなくてもリア充銘柄はリア充銘柄ですが、ここではわかりやすくするために「コロナ禍で深刻な~」とつけています。

あまり固く考えすぎず、銘柄を見ていってリア充銘柄っぽいなと思ったら追いかけていくのが重要です。

代表的なリア充銘柄たち

前章でリア充銘柄の定義について解説しましたが、具体的にどのような銘柄があるのかをご紹介します。

今回は全ての銘柄を詳しく深堀りはせず、リア充銘柄をしていただくことが目的ですので、気になった銘柄があればコメント等を残していっていただけますと嬉しいです。

先ほどご紹介した業界の中から、以下の業界に分けて見ていきましょう。

・旅行

・航空

・レジャー

旅行業界

旅行業界における、代表的なリア充銘柄は以下の通りです。

・マリオット($MAR)

・ハイアット・ホテルズ($H)

マリオット・インターナショナル($MAR)

マリオット・インターナショナルは米国の大手ホテルチェーン企業になります。世界各地で「マリオット」、「JWマリオット」、「ザ・リッツ・カールトン」、「ルネッサンス」、「コートヤード」、「スプリング・ヒル」、「レジデンス・イン」と言ったの非常に強力なブランド名でホテルと賃貸マンションを運営しています。

上のチャートを見ていただければわかると思いますが、コロナ禍によって激しく株価が落ちています。

底値では60ドルを切るような場面もあり、コロナ前の半分以下の水準にまで落ち込んでいました。

しかし、ここ直近の株価右肩上がりで戻してきており、現在ではコロナ前の水準まで回復してきています。ここまで右肩上がりだと少々引いてしまうぐらいの戻し方ですね(笑)

マリオットがここまで戻してきているのには、強力な財務基盤によるものであると考えられます。何と2020年度はコロナ禍にも関わらず、通年営業キャッシュフローを黒字で終えました。

圧倒的なブランド力と、フランチャイズモデル(マリオットはほとんど物件を所有していない)、強力な経営層によるかじ取りがうまくいった結果かもしれません。

ハイアット・ホテルズ($H)

ハイアット・ホテルズはホテル、リゾートホテル、住宅や休暇用所有不動産の運営、開発等を行っています。主要ブランド名は、「パークハイアット」、「アンダーズ」、「ハイアット」、「グランドハイアット」、「ハイアットリージェンシー」などがあります。

こちらも上のチャートを見ていただければわかると思いますが、コロナ禍によって株価が急落しており一時は1/3ほどにまで落ち込んでいました。しかし、そこからは変動もありつつ、全体で見れば右肩上がりで株価を戻してきています。

ハイアット・ホテルズはハイエンドのビジネス顧客層をメインターゲットとしています。その証拠に、空港近くにホテルを多く構えており、多くのビジネスマンや経営者に利用されています。

ハイアット・ホテルズもマリオットと同じく、フランチャイズ方式をとっており、キャッシュフローが悪化しにくい財務体質となっています。

航空業界

続いて航空業界における、代表的なリア充銘柄は以下の通りです。

・デルタ航空($DAL)

・アメリカン航空($AAL)

デルタ航空($DAL)

デルタ航空は大手3大航空会社(デルタ、アメリカン航空、ユナイテッド航空)において、最も安定した財務基盤を持っています。

何を持って安定しているかと言うと、負債の大きさです。アメリカンやユナイテッドは資産に対して負債の方が割合が大きいのに対し、デルタは3社の中で唯一資産が、負債の割合を上回っている状態にあります。※細かい数字については本記事では割愛します。

上のチャートからもわかる通り、非常に力強い値動きをしており、底値からは3倍程度の株価まで回復しています。

アメリカン航空($AAL)

先ほど紹介したデルタ航空に負けない値動きを見せているのがアメリカン航空です。

1月末に、アメリカン航空は10-12月期の四半期決算を発表し、コロナ禍でEPS(一株当たり利益)は-3.86ドル(予想:-4.11ドル)とマイナスだったものの、売上は40.3億ドル(予想:38.6億ドル)など決算全体としては予想よりも良かったことから株価が急伸しました。

ただし、これは他のリア充銘柄にも言える事ですが、投機的(短期的な利益を狙った投資)な動きの可能性もあり、勢いで値を上げている可能性もあります。

一時的な上げだけに反応して、投機的に株を買うのは避けたいですね。

レジャー業界

最後にレジャー業界における、代表的なリア充銘柄は以下の通りです。

・カーニバル($CCL)

・ロイヤル・カリビアン・グループ($RCL)

カーニバル($CCL)

カーニバルは豪華客船の運航会社で、北米、欧州、オーストラリア、アジアで「カーニバル・クルーズ・ラインズ」、「プリンセス・クルーズ」、「ホーランド・アメリカ・ライン」、「シーボーン」、「AIDAクルーズ」、「コスタ・クルーズ」、「キュナード」のブランド名でクルーズを催行しています。

旅行業界でご紹介した、マリオット・インターナショナルや、ハイアット・ホテルズとは大きく異なり、カーニバルは基本的に全ての船舶などを自社で保有しています。そのため、株価は見ての通り低い基準をさまよっていた期間が長く見受けられます。

しかし、資金調達にも一定の目途が立ち、財務的にも少し安全材料が見えてきたことからここ数か月で株価を上げてきています。ただし、航空機やホテルとは違い、クルーズ船は娯楽やリゾートの側面が強いため、ワクチン接種が遅れたりした場合などには大きな影響が出そうです。

ロイヤル・カリビアン・グループ($RCL)

ロイヤル・カリビアン・グループは米国のクルーズ会社で、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、セレブリティ・クルーズ、シルバーシー、アザマラ、TUIクルーズおよびハパック-ロイド・クルーズのクルーズラインプランドを管理・運航しています。また、クルーズ船内でレストラン、カジノ、ギフトショップ、写真撮影、スパ、フィットネス、美術品オークションなども運営しています。

こちらもカーニバルと同様に、社債や新株の発行と言った手段で資金調達を行ってきており、株式が希薄化(1株当たりの価値が下がること)を承知で、コロナ禍を乗り越えるために奔走してきました。

また、コロナ禍の状況にもかかわらず予約は好調で、本年下半期の予約件数は過去最高水準となっています。この予約の3分の1強は、コロナ禍によるキャンセル分のクルーズチケットを利用した予約で、65%程度が新たな予約分となっています。

現状、先が見えない状態ですが、予約が常に入っているのは良い傾向だと言えます。ロイヤルカスタマー(上客)が多いのも好材料ですね。

リア充銘柄の今後の展望について

ここまで様々なリア充銘柄について紹介してきましたが、現在の市場では「セクターローション」が起きていると言われています。下の図をご覧ください。

Market Hack – FRBの利上げで投資戦略はどう変更されるべきか?」より引用

セクターローテーションとは、上の図のように、景気の動向を把握した上で、景気局面が変化する毎に、その時々で有望な業種銘柄に投資していく投資戦略のことを言います。

景気の波を「拡大期→成熟期→後退期→停滞期」として、それぞれの局面で投資効果が高い業種を予想しながら投資していく流れですね。

基本的にはこのサイクルに応じて、投資対象を上手く乗り換えていく必要があると個人的に思っていますが、今回ご紹介したようなリア充銘柄については、本来価値よりもかなり低い状態で放置されてきた銘柄が多いです。

そのため、正直先が見えないためはっきりと上がるとは言い切れませんが、アフターコロナを見据えて、いくらかポートフォリオにリア充銘柄を組み込んでおくのはありかなと私は考えています。

あくまでも投資は自己責任ですが、今回の情報が少しでも参考になれば幸いです!

終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回は最近よく聞く「リア充銘柄」について解説してきました!

コロナ禍において、今後のリア充銘柄の動向には目が離せませんね。

しっかり継続的にウォッチしていきましょう!

今回は以上となります!

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

それではまた!

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