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米国株投資家は確認必須!最強起業メンバー「Paypalマフィア」とは?メンバーや現在について紹介!

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みなさんは「Paypal(以下、ペイパル)」をご存知でしょうか?

近年の日本ではキャッシュレス決済の浸透によって、様々な決済サービスが生まれてきました。

そんな中、アメリカ発祥のペイパルはそこまで日本では浸透していません。

しかし、ペイパルはグローバルで見ればトップシェアを持つものすごい企業なのです。

どの位凄いかというと、ペイパルは全世界で3億人以上は利用しているとのことなので、

日本のトップ「楽天ペイ」で5000万人(2020年9月時点)と比較すると、圧倒的ですね。

そんなペイパルに関する言葉に「ペイパルマフィア」と呼ばれる言葉があります。

ペイパルの創業・初期メンバー達のことで、現在世界中の人達が使っているサービスなどを多く生み出している、いわゆる「天才起業家集団」なのです!

今回はそんな「ペイパルマフィア」について取り上げたいと思います!

この記事を読めば、「ペイパルマフィア」が、シリコンバレーやアメリカ経済にどれだけの影響力を持っているかがわかります!米国株投資をされている方などはぜひ、最後まで読んでもらえると嬉しいです!

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目次

そもそもPaypalとは?

「Paypal」は、ピーター・ティールが創業した元「Confinity(コンフィニティ)」である「Paypal」と、イーロン・マスクが創業した元「X.com」が合併してできました。

元々は、ペイパル一社が電子決済市場を独占していましたが、彗星のごとく現れたのが、イーロン・マスク率いる「X.com」だったのです。

そのような競争が激化していく中で、ピーター・ティールは無駄な競争は意味がないと考え、2000年に最大の競合である「X.com」を仲間に受け入れます。

また、「X.com」は銀行免許を取得していたため、その免許も得ることが出来、ペイパルは電子決済企業としてまたレベルアップしたのです。

その後ペイパルは、2002年にe-コマース企業である「eBay」にピーター・ティールによって売却されます。

その額は何と15億ドルにもなりました。

その後、この売却を契機に多くの創業メンバーたちも新たなステップに進み、「ペイパルマフィア」を世に知らしめていくことになります。

この様な経緯の中で、「ペイパルマフィア」は生まれたことを頭に入れて、ここからはメンバーについて紹介していきます。

ペイパルの売却によって、ピーター・ティールは約55億円の資産を手にしました。

ピーター・ティール

ペイパルマフィアの一人目はピーター・ティールです。

ピーター・ティールは、「ペイパルマフィアのドン」と言われています。

ピーター・ティールはペイパルの前身となる「Confinity(コンフィニティ)」を創業し、1999年にペイパルにブランド名を変更しています。

つまり、ピーター・ティールはペイパルマフィアのボスということですね!

そんなピーター・ティールは、前述の通り2002年にペイパルを「eBay」に売却した資本で、様々な企業やベンチャーキャピタルを立ち上げます。

それが以下のような企業です。

ベンチャーキャピタル

・ファンダーズ・ファンド

・バラー・ベンチャーズ

・ミスリル・キャピタル

・クラリウム・キャピタル etc…

企業

・パランティア(ティッカーシンボル:PLTR) ※2020年9月にNY証券取引所に上場

→ビッグデータ解析を行う企業。米国政府との繫がりも非常に深いといわれている。

上記の様に起業家としての面も持ちながら、優れた投資家としての顔も持っています。

ピーター・ティールは初期のころからFacebookに注目し、投資を行ってきました。

現在は株式をあまり保有してはいませんが、社外取締役として残っています。

また、トランプ政権の際にはテクノロジー政策顧問として「影の米大統領」と呼ばれていました。

トランプ元大統領の強い支援者だったことでも有名です。

そのせいで、シリコンバレーとの溝が出来てしまったりもしましたが、この軸の強さがピーター・ティールたる所以なのでしょう。

ちなみに、ピーター・ティールは自伝も出しているので、気になる方はぜひ読んでみてください!

イーロン・マスク

皆さんご存知、奇想天外な天才起業家として名を馳せるイーロン・マスク氏も、「Paypalマフィア」の一員です。

前述の通り、彼はペイパルの競合となる「X.com」を創業し、最終的にはペイパルと合併します。

実は、ピーター・ティールとイーロン・マスクはお互いのカリスマ性ゆえに馬が合わず、ピーター・ティールは合併後2か月でペイパルを去っています。

その後トップとなったイーロン・マスクでしたが、彼が旅行に行っている間に何と社内で「不信任案」が可決され、イーロン・マスクは会社を追放され、ピーター・ティールは舞い戻ったのです。

このようなドラスティックな動きがあるのも米国企業の面白いところですよね(笑)

ちなみに、ペイパルが「eBay」に売却された際には170億円近い資産を手にしており、それを基に創業したのが「Space X」です。

彼の創業した企業は有名なモノばかりですが、まとめたものが下記の通りです。

企業

・テスラ(ティッカーシンボル:TSLA) → EVの製造・販売を行う企業

・スペースX → 航空宇宙メーカー。衛星通信サービスなどを提供する企業。

・ボーリング・カンパニー → トンネルの掘削を行う企業。渋滞問題の解決を目指す。

・ニューラリンク → 人の脳に移植できるコンピューターの開発を目指している。

・OpenAI → 人工知能の研究を行う企業

・ソーラーシティー → 太陽光発電会社

見ているだけでめまいがしそうなほど、スケールの大きな企業ばかりですね。

個人的にイーロン・マスクのような大きな野望を持った起業家は好きです。

株主にとっては、あそこまで暴れられるとたまったものではないですが(笑)

チャド・ハーリー

チャド・ハーリーは、今回ご紹介する中では最も身近なサービスを創りました。

それが2005年に創業された「YouTube」です。

元々彼はペイパルのデザイナーで、ペイパルのロゴをデザインしたのも彼です。もちろんYouTubeのロゴもデザインしました。

チャド・ハーリーの他に、スティーブ・チェン、ジョード・カリムと共に創業しましたが、全員ペイパルの初期メンバーでした(ペイパルの社員優秀過ぎいいいい)

その後、YouTubeは2006年にGoogleに買収されますが、その売却価格はなんと約1700億円。

桁が違い過ぎて同じ世界に生きているのかも怪しいですね(笑)

マックス・レブチン

マックス・レブチンはペイパルの元CTO(最高技術責任者)を務めていました。

ペイパルの後には、Facebook向けにアプリを提供するSlide.comを設立し、その後Googleに約230億円で売却しました。

更にその後、後払いサービスを提供するアファーム(ティッカーシンボル:AFRM)を創業し、2021年1月にNASDAQに上場しました。

このアファームも現在米国では後払いサービスとして非常に順調に拡大してきています。

主にクレジットカードを持っていない人に向けたサービスで、ShopifyなどのECプラットフォームにも対応しているため、様々なプラットフォームで利用可能です。

なお、このアファームですが、なんとピーター・ティールも出資しています。

もちろん、収益性や将来性を見越した投資だと思いますが、繫がり強すぎません?(笑)

ジェレミー・ストップルマン

Yelp logo (PRNewsFoto/Yelp Inc.)

ジェレミー・ストップルマンは元々イーロン・マスク率いる「X.com」の出身で、ペイパルでは技術部門の総括(副社長)を担当していました。

ジェレミー・ストップルマンは、同じくペイパルで働いていたラッセル・シモンズと共に、口コミサイトYelp(ティッカーシンボル:YELP)を創業し、2010年にNY証券取引所に上場しました。

Yelpは地域の口コミサイトで、米国やカナダ、オーストラリア、欧州などの主要都市を対象に、レストランやショップなどの口コミ情報を発信する形となっています。米国では非常に大きな口コミサイトです。

なんとまた面白い事に、先ほどご紹介したアファームの創業者マックス・レブチンは、Yelpへの初期の投資家として名前を連ねています。

ペイパルマフィアのネットワークが強すぎて怖い(笑)

2009年にGoogleから約500億円規模での買収の提案がありましたが、それを断り翌年に上場しています。

リード・ホフマン

最後にリード・ホフマンです。

彼は、初期のペイパルのエグゼクティブ・バイスプレジデント(副社長的な?)を務めていました。

彼はその後、皆さんも一度は目にしたことがある世界最大級のビジネスSNSである、リンクトインを創業し、2011年にNY証券取引所に上場しました。

その後、2016年12月にマイクロソフトに買収され、今は完全子会社になっています。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回は、天才起業家集団である「ペイパルマフィア」についてご紹介しました。

このように、一つの企業から多くの天才たちが羽ばたき、世の中をより便利にしていると思うとロマンがありますね。

今後もペイパルマフィアから目を離せません!ぜひチェックしていきましょう!

今回は以上です!それではまた!

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