株式投資をされている方は普段どのようなサイトを使っていますか?
恐らく自分なりに使いやすいサイトを見つけて日々の投資活動に役立てているかと思います。
逆に投資初心者の方や投資をしたことがない人は、自分に合ったサイトがわからない人や、
とりあえず見つけたサイトで分析などを済ませている人もいるかもしれません。
そこで今回は、私が普段使っていて、株式投資に非常に役立っているサイトを10個ご紹介します!
初心者の方や中上級者の方にもお役立ちできる内容となっていると思いますので、
ぜひ最後までお付き合いください!
バフェットコード
サイト用途:企業財務分析
対象投資家:日本株投資家・米国株投資家
おすすめ度:★★★★★(5つ星/5つ星)
サイトURL:https://www.buffett-code.com/
まずは「バフェットコード」です。
こちらは企業のファンダメンタル分析をするのであれば必ず押さえておくべきサイトです。
バフェットコードは、あらゆる企業の財務情報を見やすいデザインで掲載しているサイトです。
日本企業だけでなく、米国企業などについてもデータがあり、一目で企業の財務状況についてある程度把握することができます。

また、バフェットコードにコンセプトは「企業財務におけるGoogleを作りたい」(東証マネ部記事より)という思いから開発されており、UIも非常に万人に対してやさしいものとなっています。
更にバフェットコードが優秀な理由は、「複数社間財務数値の比較」が可能な点です。
同業他社を並べてみて、売上高や利益率、配当金など様々な観点から比較することが出来ます。
さらにさらに、バフェットコードではスクリーニング機能も充実しています。
自分の中で投資基準が決まっている人は、スクリーニングも有効活用できると思います。

※一部機能は有料になります。
投資初心者の方は、とにかく自分が興味を持った企業をまずは調べてみて、
その企業の競合となる企業を比較したりしながら、徐々に興味の輪を広げていくのが良いと思います!
Seeking Alpha
サイト用途:企業分析
対象投資家:米国株投資家
おすすめ度:★★★☆☆(3つ星/5つ星)
サイトURL:https://seekingalpha.com/
続いて「Seeking Alpha」です。
こちらのサイトをご存知の方はあまりいないのではないでしょうか。
Seeking Alphaは、海外のサイトのため基本的に全て英語表記になります。
企業の財務情報が記載されており、細かくジャンルがわかれています。
売上推移などの情報を一覧で確認することが出来るため、その点は良いのですが、
有料課金しないと使えない箇所も多く、そこが少し微妙な点です。

ただし、情報としては整理されていてわかりやすいと思いますので、
無料で使える範囲は活用していく分には非常に良いサイトだと思います。
TradingView
サイト用途:テクニカル分析
対象投資家:日本株投資家・米国株投資家
おすすめ度:★★★★★(5つ星/5つ星)
サイトURL:https://jp.tradingview.com/
次に「TradingView」です。こちらは使われている方も多いと思います。
TradingViewはチャート分析が出来るサイトで、非常に多くの機能がついており、チャート分析はTradingViewで十分出来るかと思います。

こちらも有料版があり、有料版を使った方が、非常に機能が増えて使いやすくなるのですが、基本的な分析には無料版で十分だと思います。
TradingViewの特徴は、株・為替・仮想通貨などのあらゆる金融商品・銘柄についてチャート分析が出来る点です。
基本的にこういったチャート分析のツールは株や為替など、いずれかの分野に特化したものが多いです。
また、デバイス間で同期できるのも特徴で、以下の記事でも紹介していますが、アプリでもTradingViewがあるのですが、設定した内容はパソコンでもアプリでも同じ設定で利用できます。(クラウド上に保存されるので、毎度デバイスを変える度に設定をする必要がありません。)
逆に機能が多く、豊富過ぎるため使いづらいと感じてしまう人もいるかもしれません。
そこは慣れていって、とにかく使いまくる中でものにしていくしかありませんが、慣れれば非常に有用なツールとなります。
ぜひ一度使ってみてください。
Investing.com
サイト用途:企業分析・決算情報
対象投資家:米国株投資家
おすすめ度:★★★★★(5つ星/5つ星)
サイトURL:https://jp.investing.com/
続いて、「Investing.com」です。
こちらについてのおすすめポイントは下記の記事にも書いたので、簡単にお伝えすると以下の通りです。
・米国株がリアルタイムでチェック可能
・決算情報がカジュアルに確認できる
・経済指標カレンダーが搭載されており、大事なニュースを逃さない
基本的にアプリの同じなのですが、パソコンの大きな画面の方は見やすいのは言うまでもありません。
また、サイトの方がトップページの情報量が多く、様々な金融ニュースをキャッチできます。

ただし、これもアプリと同じですが、広告が多いのがちょっとしんどいですが、有益な情報には間違いないので、大目に見ましょう。
finviz
サイト用途:マーケット全体の動向情報
対象投資家:米国株投資家
おすすめ度:★★★★☆(4つ星/5つ星)
サイトURL:https://finviz.com/
次に「finviz」です。
以下の「ヒートマップ」と呼ばれる、セクターごとのパフォーマンスを色で表した表を見たことがある人は多いのではないでしょうか?(以下はS&P500のヒートマップです)

こちらはまさしくfinvizのヒートマップとなっております。
こちらのヒートマップは見やすいため、様々な投資家の方やYouTuberの方も使われていますね。
米国株投資をされている方は、まずは朝起きたらこちらのfinvizのヒートマップを見て、全体の相場観を確認するは非常におすすめです。
例えば情報集めをする際、全く見当をつけずに闇雲に情報集めをするのではなく、テクノロジーセクターのみ著しく下落していた場合、その相場観を持った上で情報を集めていくことでアンテナが反応しやすくなります。
逆に全てのセクターが下落していた場合、そもそも投資自体を控えた方がよいのかなど、判断の際の材料として、ヒートマップは非常に有用です。
ただしあくまでもヒートマップは全体観を知るためのものであるため、読み手の力次第でいくらでも有益な情報に変わります。
そういう意味では、私も含めて多くの投資家はヒートマップを見る習慣をつけ、その上で様々な知識を仕入れながら、ヒートマップの活用方法をよりアップデートさせていくのが重要だと思います。
Yahoo!ファイナンス(日/米両サイト)
サイト用途:企業分析・決算情報・財務分析
対象投資家:日本株投資家・米国株投資家
おすすめ度:★★★☆☆(3つ星/5つ星)
サイトURL(日本):https://finance.yahoo.co.jp/
サイトURL(米国):https://finance.yahoo.com/
次に「Yahoo!ファイナンス」です。
こちらのサイト自体はご存知の方も多いと思いますが、日本語版のYahoo!ファイナンスと、英語版のYahoo!ファイナンスの両方を使いこなすことが重要です。
日本語版のYahoo!ファイナンスは、様々な金融情報を浅く広く知るのに良いと思います。
日本語で日本株も、外国株も株価や、企業の関連ニュースなど、様々な情報を知ることが出来ます。
また、投資家おすすめアプリ記事でも紹介した通り、Yahoo!ファイナンス上に自分のポートフォリオを設定することが出来ます。
しかも「購入価格」や「保有株式数」など細かく設定することが出来、損益なども確認可能です。
普通にこれだけでも結構使えるので、ぜひ試してみてください!
また、英語版のYahoo!ファイナンスは、米国株投資をされている方には必見の使い方があります。
それが、企業の財務情報に関する情報の取得です。
特に、財務3表(B/S、P/L、C/F)を確認できるので、少し大変かもしれませんが、米国個別銘柄に投資される際には目を通しておきたい項目です。

英語の単語だらけでわからない事も多いと思いますが、下記の記事は外部の記事ですが非常に有用だと思いますので、英語版のYahoo!ファイナンスを利用される際に参考にしてみてください!
みんなの株式
サイト用途:企業情報収集・関連情報収集・投資家の声収集
対象投資家:日本株投資家
おすすめ度:★★★☆☆(3つ星/5つ星)
サイトURL:https://minkabu.jp/
次に、みんなの株式、略して「みんかぶ」です。
みんかぶは日本株の情報を得るのによいサイトだと思います。私も投資初心者の頃にかなり頻繁に見ていました。
その理由が、「目標株価」「理論株価」「予想株価」の存在です。

みんかぶの公式の説明を引用すると、以下の通りです。
「理論株価」はみんかぶの「株価診断」により導き出された株価です。
主に相関度の高い銘柄間での相対分析、及び過去2年間の業績や同一業種分類のPERや配当利回りなど複数の観点から過去分析をし、現時点での理論的な株価を道きだしています。
「予想株価」は個人投資家の予想とアナリストの予想とに分かれており、個人投資家の「予想株価」は個人投資家の皆さんが予想している株価の平均をとった株価です。いわばみんなの思いが反映された株価のこと。
アナリストの「予想株価」は証券アナリストの予想した平均目標株価を表しています。
これらをベースに導きだしている「目標株価」は論理的な分析と個人投資家の思い、証券アナリストの予想を反映させた株価になっており、みんかぶでしか提供できない独自コンテンツとして皆さんから注目いただいております。
みんかぶHPより引用
こういったわかりやすい指標があることで、自分が投資する際の非常に強力な材料になるように感じます。
しかし、これらはあくまでも「理論値」や「予想」に過ぎないため、過信は厳禁です。
私も最初は完全にこれらの値を信じ切って、「買いだ!」「売りだ!」と振り回されていました。
実際には、全体の相場観や、景気の良し悪し、材料となるニュースなど複合的な要因で値動きするため、一つの参考材料程度に受け取っておきましょう。
決算発表カレンダー
サイト用途:決算スケジュール把握・決算予測情報収集・経済指標情報収集
対象投資家:日本株投資家・米国株投資家
おすすめ度:★★★★★(5つ星/5つ星)
サイトURL:https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLETmgR001Control&_PageID=WPLETmgR001Mdtl20&_DataStoreID=DSWPLETmgR001Control&_ActionID=DefaultAID&burl=iris_economicCalendar&cat1=market&cat2=economicCalender&dir=tl1-cal%7Ctl2-schedule%7Ctl3-stock%7Ctl4-calsel&file=index.html&getFlg=on
こちらはSBI証券が運営している、決算発表スケジュールになります。
楽天証券などでも同じようなカレンダーがありますので、そちらの方があっていると思う人はそちらを使っても全然問題ないと思います。

日ごとに決算のある社数が表示されており、任意の日付をクリックすると、決算ある会社が一覧で確認できます。
しかもこのカレンダーは日本株だけでなく、米国株も確認できるので非常に便利です!
さらに経済指標についても週間、月間で確認できます。

銘柄だけのミクロな視点だけでなく、経済全体のマクロな視点を鍛えるためにも経済指標は非常に重要です。
全てを見る必要はないと思いますので、重要なものだけ確認するようにできるといいですね!
銘柄探しナビ
サイト種類:銘柄検索(スクリーニング)
対象投資家:日本株投資家
おすすめ度:★★★☆☆(3つ星/5つ星)
サイトURL:https://jp.kabumap.com/servlets/kabumap/Action?SRC=navi/base
次に、株マップ.comが提供している「銘柄探しナビ」です。
こちらは銘柄スクリーニングが出来るサイトになっています。
ただし、最近だと様々な証券会社のアプリなどでもスクリーニングは出来るようになってきているので、わざわざこのサイトを使わなくても良い人も多いかもしれません。
ただ、こちらのサイトでは割と細かくスクリーニングの設定を行うことが出来、設定もわかりやすいため、使いやすいです。

肩ひじ張らずに、とりあえずなんか自分の探してるような銘柄ないかなー、と気軽にスクリーニングしてみてください!
株探
最後に「株探」です。
こちらも非常に有名なサイトですので、ご存知の方も多いと思います。

株探は相場ニュースから株価注意報、決算速報に銘柄検索まで本当に多くの機能がそろっています。
非常に機能が多いからこそ、目的観を持って使わないと、逆に混乱してしまいます。
特に初心者の方にとっては迷路の様に思えるかもしれませんが、一つ一つの機能は非常に良い機能ですので、少しずつ使ってみることをお勧めします!
例えば、上の画像はトヨタ自動車の画面になるのですが、「目先」「短期」「中期」「長期」など、わかりやすく株価のトレンドが記されています。
これを見るだけでも、かなり銘柄への印象が変わり、より深く調べてみようという足掛かりになると思います。
千里の道も一歩から、ということで、少しづつ積み重ねていきたいですね!
終わりに
いかがでしたでしょうか?
今回は。投資家におすすめのサイト10選ということでご紹介してきました!
全てを一気につかいこなすのは正直難しいと思います。
私も今回ご紹介したもの以外にも使っていますが、使い切れているとは言い難いです・・・
ただ、まずは触ってみて、使ってみて、自分に合うなと思ったものにどんどん慣れていって、より自分の投資ライフを充実させていけたら最高ですね!
今回は以上です!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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