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【NISA利用者必見】2024年開始の「新NISA」について徹底解説!

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みなさんこんにちは!

みなさん、NISAは既に利用されていますでしょうか?

念のために、NISAとは「少額投資非課税制度」のことで、

NISAの中でも「一般」「つみたて」「ジュニア」の3種類のNISAが存在します。

一般NISAは年間120万円までの投資に対する利益が非課税となり(期間5年間)、

つみたてNISAは年間40万円までの投資に対する利益が非課税(期間20年間)となります。

(ジュニアNISAについては、ここでの詳細説明は割愛します。)

それぞれ、非課税と言う大きなメリットがあることから、

NISAの利用者は非常に多くなっており、

一般・つみたてを合わせた口座数は、1440万口座を突破しました。(2020年9月末時点:金融庁調べ)

そんなNISAですが、2024年から新たに生まれ変わることはご存知でしょうか?

今回は、2024年にスタートする「新NISA」についてご紹介していきます!

ちょっと気が早いかも?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、

現行の制度にも関わってくる非常に大事な情報ですので、

絶対に知っておいて損はありません!

ぜひ最後までお読みください!

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目次

新NISAは2階建て制度に

2024年にスタートする「新NISA」の最も大きな変更点は、

現在の「一般NISA」の制度が改訂され、2階建て構造となるということです。

これだけではわかりにくいので、下に表を準備しました。

比較表上記の図のように、現在の一般NISAでは、年間非課税対象の投資額が120万円だったのに対し、

1階部分のつみたてNISAのような、投資信託への投資は年間20万円、

2階のこれまでの一般NISAのような部分は年間102万円までと、

投資対象によって非課税対象額が異なるということです。

言ってしまえば、「つみたてNISA」+「一般NISA」が新NISAとなります。

また新NISAは1階と2階を合わせて年間非課税投資額が122万円と、

現在の一般NISAより年間2万円多く、5年間で10万円多くなります。

ポイントとしては、大きく5点です。

①新NISAでは原則として1階部分の投資を行わなければ、2階部分の投資を行うことはできない

②一般NISAの口座を持っている人は、2024年になると自動的に新NISAへ移行する

③これまでできなかった、2019年以降に一般NISA口座で購入した金融商品のロールオーバーを、新NISAにロールオーバー可能になる見込み

④新NISAの1階部分の積立投資部分についても、5年間の非課税期間終了後に、つみたてNISAにロールオーバーできるようになる見込み

⑤1階部分のつみたてNISAへのロールオーバーは「簿価」、一般NISAの商品を新NISAにロールオーバーする際は「時価」となる

①新NISAでは原則として、1階部分の投資なしで2階部分の投資はできない

こちらについては、「より多くの国民に長期的な投資、分散投資を通じて、資産形成を行ってほしい」という政府の意向が反映されています。

そのため、原則つみたて投資を行った上での2階部分の投資となりますが、

それまでに一般NISAを利用していた人など、投資経験がある人は、

届け出を提出することで、1階部分の投資がなくても2階部分の投資が出来るようになる予定です。

ただし、その場合の投資上限額は2階部分の102万円のみとなり、

投資対象商品も上場株式のみに限定される予定となっています。

従って、特に不便のない人は1階、2階の両方を利用するのがよさそうです。

②一般NISAの口座を持っている人は、2024年になると自動的に新NISAへ移行する

こちらに関しては、特に必要な手続きは不要で、

一般NISAの口座を持っている人からすれば、非課税で投資可能な期間が5年伸びたと、

ポジティブに捉えてよいでしょう。

③これまでできなかった、2019年以降に一般NISA口座で購入した金融商品のロールオーバーを、新NISAにロールオーバー可能になる見込み

そもそもロールオーバーとは、

「NISAで保有している金融商品の非課税期間を延長し、翌年のNISA買い付け可能枠に移す」

ことであり、非課税投資可能期間を超えるタイミングで持っている金融商品を、

申請することでそのまま保持できるようにする制度です。

ロールオーバーしなければ、NISA口座から特定または一般口座に移すか、

その年内中に全て売ってしまうなどの方法があります。

そんなロールオーバーですが、

これまで2019年以降にNISA口座で購入した金融商品は、

本来2023年で制度自体が終了する予定だったため、ロールオーバーできませんでした。

しかし、今回の新NISAの登場で、それらが可能になる見込みです。

これによって、最大で10年間非課税運用が可能になります。

④新NISAの1階部分の積立投資部分についても、5年間の非課税期間終了後に、つみたてNISAにロールオーバーできるようになる見込み

③で書いた内容と繋がる点でもありますが、新NISAの1階部分に関しても、

5年間の非課税期間終了後、つみたてNISAにロールオーバーできるようになる予定です。

しかし、申請は必要になると思われますので、忘れないようにしましょう。

つみたてNISAは20年間非課税運用が可能ですので、

つみたてNISAにロールオーバーすることで、新NISAの期間を合わせて、

最大25年間非課税で運用可能になります。

⑤1階部分のつみたてNISAへのロールオーバーは「簿価」、一般NISAの商品を新NISAにロールオーバーする際は「時価」となる

この点についても、誤解を生まないようにするためにもちゃんと記しておこうと思います。

ロールオーバーについては既に上記した通りですが、

どこからどこにロールオーバーするのかによって、ロールオーバーの内容も変わります。

新NISAにおける1階部分の金融商品を、5年の非課税期間終了後に、

つみたてNISAへとロールオーバーしたとします。

その場合、「簿価」でのロールオーバーとなります。

「簿価」とは、取得原価のことで、金融商品を購入した価格になります。

一方「時価」とは、その時点での価格となります。

例えば、10万円で購入した投資信託が5年後に40万円になっていたとすると、

仮に「時価」でロールオーバーすると、つみたてNISAの年間非課税投資額は40万円のため、

その年のつみたてNISAでの投資ができなくなってしまいます。

そのため、つみたてNISAの救済措置として「簿価」でのロールオーバーの恩恵が与えられました。

逆に、現行の一般NISAから新NISAにロールオーバーする際は、「時価」となりますので、

つみたてNISAのような恩恵を受けられませんので、ご注意ください。

このように、新NISAでは2階建ての制度となることで、

様々な変更点や申請が発生する可能性があるため、

すでにNISA、つみたてNISAを利用されている方は特に注意しておきましょう!

ジュニアNISAの制度が終了

最後にもう一点ですが、ジュニアNISAにおいては制度自体が終了となります。

ジュニアNISAとは、0~19歳の個人のみが利用可能で、

投資対象は上場株式、投資信託などとなっています。

また、非課税期間は最長5年間で年間非課税投資額は80万円となっています。

ざっくり、このような概要ですが、ようするに子供向けのNISAですね。

こちらのジュニアNISAですが、口座開設可能期間が2023年までとなり、

2024年以降は継続しないことが決定しました。

逆に言えば、2023年までは口座開設をすることができます。

ジュニアNISAについては、NISAの中で唯一途中解約が出来ず、

自由度が他のNISAに比べて低いため、利用者が想定より増えなかったことで、

今回の精度終了の結論となったようです。

しかし、今回のジュニアNISAの終了によって、逆にメリットが出てきました。

それが、本来18歳まで引き出すことができない制限が、

制度終了の2024年以降いつでも引き出せるようになることです。

これまで18歳まで引き出せなかったことが、利用者増加の足かせになっていましたが、

制度が終了するということで、逆にそのデメリットが取り除かれるという皮肉となりました。

現在お子さんがいらっしゃる方、妊娠されている方は、

この機会にぜひ口座開設することをおすすめします!

終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回は、2024年に始まる「新・NISA」の制度についてご紹介してきました。

NISAは投資家の強く、大きな味方です。

少しでも有利に、楽しく投資ライフを送るためにも、使える制度を正しく使っていきましょう!

今回の情報が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです!

それでは!!!!

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